ダイヤ改正で34路線減便・廃止
2025年03月03日
西日本鉄道

西日本鉄道(福岡市)は2月28日、春のダイヤ改正で福岡都市圏を中心に路線バス34路線を減便・廃止、3路線を増便すると発表した。実施済みを除き、3月15日と4月1日の2回に分けて実施する。利用の少ない路線や重複路線を見直し、慢性化している運転手不足に対応する。今回の改正で約58人分の不足解消と約4億円のコスト削減を見込む。
減便の内訳は、福岡地区で計25路線、筑豊地区で2路線。北九州地区は6路線(2月22日に実施済み)。廃止は久留米地区の1路線。福岡地区では、福岡市地下鉄七隈線の博多駅への延伸などで利用が減った福岡市西区の壱岐エリアや、同市東区のアイランドシティ・土井エリアで運行時刻の見直しや減便を実施。一方、インバウンド(訪日外国人客)の増加などを受け、博多駅から百道エリアを経由する路線や、アイランドシティと博多駅や千早駅を結ぶ路線を増便する。