ワンビルに「みずほFG」関連7社
2024年11月15日
西日本鉄道
西日本鉄道(福岡市)は11月14日、福岡市・天神で開発を進める大型複合施設「ワン・フクオカ・ビルディング(ワンビル)」(地上19階、地下4階建て)に、みずほフィナンシャルグループ(FG、東京)傘下の6社と関連会社の入居が決まったと発表した。2025年春の開業に合わせて入居予定。ワンビルの前身の福岡ビルは、西鉄と旧安田信託銀行(現みずほ信託銀行)が共同で開発。同行以外にもみずほ不動産販売が入居するなど、長年にわたり良好なビジネス関係を築いてきた。
ワンビルのオフィスフロアは地上8〜17階。8階フロアにみずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほ不動産販売、みずほリース、みずほファクターの6社に加え、みずほFGと関係が深い「共立」が入居し、賃貸面積は約4010平方メートル。また、地下2階の商業フロアには、みずほ銀行のATMコーナーと宝くじ売り場も開設される予定。みずほグループの入居により、天神ビッグバンにおける都市機能の充実や、天神明治通り街づくり協議会(MDC)が目指す「アジアで最も創造的なビジネス街」の実現を目指す。ワンビルは、オフィスフロアのほか、商業施設やホテル、カンファレンスなども備える。