「地下鉄」平日19往復増便へ
2025年02月05日
福岡市交通局

福岡市交通局は2月4日、市地下鉄空港線・箱崎線のダイヤ改正を3月15日に実施すると発表した。通勤・通学ラッシュに対応するため、空港線の姪浜—福岡空港間で平日に計19往復を増便する。昨年11月に運行を始めた新型車両「4000系」の導入などを受け、1993年に博多—福岡空港間が延伸開業して以降では最大の増便となる。人口増やインバンド需要の高まりで利用者が増えており、ダイヤ改正で混雑緩和を図る。
空港線の姪浜—福岡空港間で平日の午前7〜9時台に7往復、午後5〜7時台に12往復増便する。混雑率は平日午前8時台で現行の約130%から約125%、午後5〜6時台は約120%から約90%に緩和されると見込む。姪浜—中洲川端間の平均運行間隔は朝のラッシュ時で3分から2分50秒に短縮される。昨年3月に増便した七隈線のダイヤ改正は行わず、2026〜27年度に新たな車両を計4編成増やす予定という。