同行キャラ「ワンク」で商品開発

4社の応募商品

 西日本シティ銀行(福岡市)は1月28日、同行のキャラクター「ワンク」を活用した商品化支援事業で、地場4社と連携すると発表した。創立20周年事業の一環で、商品のデザインやアイデアを募集していた。今後、ワンクのキャラクター使用に関する契約を4社と締結。商品化に向けた費用の一部を同行が支援するほか、販路紹介や情報発信などのサポートを行う。
 シリコーンゴム製品を製造する「SING(シング)」(福岡県久留米市)は、ワンクのデザインを取り込んだケースやバンドを手掛ける予定。冨士正醤油醸造元(同県志免町)は、ワンクを使ったしょうゆのパッケージ。天山(同県太宰府市)は、ワンクと太宰府の梅をモチーフにした絵柄が刻印された和菓子。モロフジ(同県筑紫野市)は、ワンクをデザインした小分け用チャック袋を開発する。同行は、今後もワンクを活用した商品開発や販売促進などで地域活性化に取り組むとしている。