財界九州ONLINE本誌記事、財九NEWS、本誌関連イベント等を対象としたサイト内検索が可能です。
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
〈雲海酒造〉
木挽(こびき)BLUEイチナナ 蔵出しの味そのままに アルコール17度の本格芋焼酎「木挽BLUE500ミリ瓶17度(KOBIKI BLUE 17 イチナナ)」が昨年11月に全国で発売された。香りと甘みが際立ち、蔵出しのおいしさをそのまま味わうことができる。仕込み水は、宮崎県綾町の日本最大級の照葉樹林が生み出す清らかな水。新たな飲み方、飲みやすさを追求した新しいスタイルの焼酎だ。 炭酸割りで手軽に酎ハイ気分になれるのも特徴の一…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
業界トピック
焼酎大手2社でトップ交代 三和酒類は西氏、雲海酒造は佐藤氏 焼酎大手2社で昨年、トップ交代があった。 「いいちこ」などで知られる三和酒類(大分県宇佐市)で11月、副社長だった西和紀氏が社長に就任し、下田雅彦社長が代表権のない会長に退いた。西氏はオーナー4家の出身。同社は1958年、赤松本家酒造、熊埜御堂(くまのみどう)酒造場、和田酒造場の3社が合併する形で創業し、翌59年に西酒造場とも合併。このオーナー4家…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
〈繊月酒造〉
米焼酎リードする「川辺」 水質日本一・川辺川の恵み 本格米焼酎の「繊月」や「川辺」で知られる繊月酒造(熊本県人吉市、堤純子社長)は、熊本県球磨地方特産の「球磨焼酎」を代表する蔵元の一つで、創業から120年の歴史を誇る。 地元では繊月の人気が高い。繊月は“繊細な三日月”を意味し、同地方で700年続いた相良藩の居城・人吉城の別名「繊月城」に由来する。まろやかで旨(うま)みのある味わいだ。 一方の川辺は、フ…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
〈本坊酒造〉
ISCで「プロデューサー・ オブ・ザイヤー」と最高賞 本格芋焼酎「あらわざ桜島」で知られる本坊酒造(鹿児島市、本坊和人社長)が、その“世界品質”に高い評価を受けた。「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2023」で、焼酎メーカーの中から1社だけに贈られる「焼酎プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」を受賞=写真。22年に続く2度目の栄冠となった。 銘柄では「屋久島 大自然林 麦」が、最優秀金賞と焼酎部…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
〈奄美大島にしかわ酒造〉
全国へ広がる黒糖焼酎 「島のナポレオン」が先導 奄美大島(鹿児島県)を中心とする奄美群島は、古来よりサトウキビの産地で、これを原料とする黒糖の製造で栄えた。こうした風土に根差し、奄美群島に限って「黒糖焼酎」の製造が認可されており、現在、島々に20カ所以上の蔵元が点在している。 黒糖焼酎は「日本のラム酒」とも呼ばれる。ラム酒もサトウキビが原料で、甘い香りやほろ苦い風味が特徴。黒糖焼酎も、サトウキビ…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
〈大海酒造〉
「海」テーマに風味豊かで 奥行きのある一杯を提供 「さつま大海」や「さつまの海」、「海」「くじらのボトル」など、海をテーマにした芋焼酎を製造販売する大海酒造(鹿児島県鹿屋市、河野直正社長)。厳選された素材と美味しい水から生み出される商品は、いずれも豊かな風味と奥行きのある味わいが好評だ。今年1月には、新商品「冬の華(はな)」が加わった。佐藤社長は「ろ過を最小限にすることでうま味が濃縮され、口に含…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
〈薩摩酒造〉
改めて薦めたい「お湯割り」の魅力や効能 体に優しい現代人に適した飲み方で乾杯 「別撰(べっせん)MUGEN白波」を新発売 ブレント技術でお湯割りに特化 1970年代後半の第1次焼酎ブームは、薩摩酒造(鹿児島県枕崎市、本坊愛一郎社長)の本格芋焼酎「さつま白波」によってもたらされた。芋焼酎はそれまで、鹿児島など南九州で愛飲される地酒だったが、同社は福岡など清酒圏だった北部九州に、そのおいしい飲み方として“ロクヨ…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
自由な楽しみ方や飲み方が広がる
今や本格焼酎は、かつての“九州の地酒”のイメージにとどまらないブランディングで、ステータスを高めている。品質の向上とともに味わいが洗練され、世界的な酒類競技大会で最高レベルの評価を受ける銘柄も少なからず出ている。低アルコール化の広がりや、芋焼酎の原料サツマイモの基腐(もとぐされ)病などの課題はあるが、新たな品種の開発などによる対策が進む。メーカー各社の巧みなマーケティングは健在で、市場では、自由…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
産地トピックス〈壱岐焼酎/薩摩焼酎/球磨焼酎〉
焼酎イベントが各地で復活 海外プロモーションも本格化 〈壱岐焼酎〉7月恒例乾杯イベント 「壱岐焼酎の日」をPR 毎年7月1日に壱岐焼酎で乾杯するイベント「壱岐焼酎で乾杯」が、昨年も開催された。主催は蔵元や酒販店でつくる壱岐焼酎委員会。 壱岐焼酎は、1995年7月1日に、世界貿易機関(WTO)から、球磨焼酎、琉球泡盛とともに、「地理的表示」の産地指定を受けた。2005年には産地指定10周年を記念し、壱岐焼酎の消費拡大…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
〈神楽酒造〉
新パッケージでファン増 長期貯蔵酒も人気が拡大 「優れた焼酎をお客さまにお届けする事(こと)」を社是として1954年、宮崎県高千穂町で創業した神楽酒造(佐藤基永社長)。豊かな自然の中で育まれた厳選素材と清冽(せいれつ)な水から生み出された本格焼酎は、日本全国の愛飲家から広く親しまれている。2022年7月には、主力商品「ひむかのくろうま」のパッケージを37年ぶりに一新。佐藤社長は「お客さまの目に止まりやすく…