熊本で「再エネ会社」設立へ
2024年12月26日
熊本県や西部ガスなど
熊本県や西部ガス(福岡市)などは12月24日、再生可能エネルギー由来の電力を供給する地域エネルギー会社を2025年1月に設立すると発表した。新会社は、県有地などに太陽光発電やバイオマス発電所を設けるほか、電力市場から再生エネ由来の電力を調達し、熊本空港(熊本県益城町)周辺の企業や大学などに供給する。
新会社は、西部ガス熊本(熊本市)、西日本鉄道グループの西鉄自然電力(福岡市)、肥後銀行(熊本市)、熊本銀行(同市)、熊本県、益城町の6者で設立予定。環境省の脱炭素先行地域に選定された「阿蘇くまもと空港周辺地域RE100産業エリアの創造」の約8.7平方キロを対象に、再エネの集約・供給モデルの確立を目指す。エリア内には、工業団地「テクノリサーチパーク」「臨空テクノパーク」のほか、崇城大と東海大のキャンパスなどが立地している。