長崎市に九州初ブランドホテル

「ヒルトン・ガーデン・イン長崎中華街」完成イメージ

 大和ハウス工業(大阪市)と米ヒルトンは4月24日、長崎市に「ヒルトン・ガーデン・イン長崎中華街」を新設すると発表した。手頃な価格とモダンなアメニティを提供する「ヒルトン・ガーデン・イン」ブランドのホテルは国内で3カ所目、九州には初進出となる。5月27日に着工し、2027年前半の開業を目指す。
 新ホテルは、長崎新地中華街近くの長崎ワシントンホテル跡地に建設。地上13階建てで、客室数は313室。客室の広さは約27平方メートルが中心で、ブランド独自のダイニング「Together&Co.(トゥギャザー・アンド・コー)」と24時間営業のセルフサービス店舗「“&To Go”(アンド・トゥー・ゴー)」、フィットネスセンターを備える。ヒルトン・ガーデン・インは、世界64カ国・地域で1000店舗以上を展開している。
 長崎市では、21年にJR長崎駅前に「ヒルトン長崎」が開業しており、ヒルトンブランドのホテルは2カ所目となる。