「大発会」3市場で始動

 福岡証券取引所は1月6日、2025年最初の取引となる「大発会」の式典を開き、証券会社の関係者ら約35人が出席した。福証は昨年12月にプロ投資家向け市場「福岡プロマーケット」を開設。長宣也理事長は「市場に厚みを持たせることで多くの企業に上場してもらい、証券市場としての魅力を高めていきたい」とあいさつした。
 福証の24年の売買代金は前年比27.2%増の170億円で、2年連続で増加した。新規上場は、福岡プロマーケットの7社のほか、ハウステンボスの設備工事・維持管理業務などのCross Eホールディングス(長崎県佐世保市)や半導体製造装置の部品販売・修理のTMH(大分市)など計13社で、前年比11社増加。上場廃止は3社だった。上場企業数(12月30日時点)は114社(単独上場は26社)となり、23年末から10社増えた。