福証Qボードと東証グロース上場
2024年12月05日
TMH
半導体製造装置の部品販売や修理などを手掛ける「TMH」(大分市)は12月4日、福岡証券取引所の新興企業向け市場「Qボード」と東京証券取引所「グロース市場」に上場した。買い気配でスタートし、初値は公募価格(1500円)を上回る2128円だった。調達資金は人材確保やシステム開発などに充てる。
TMHは東芝出身の榎並大輔社長が2012年に設立。熊本県菊池市や三重、茨城、岩手県に拠点を持つ。半導体の大手企業や大学、研究所向けに製造装置の部品販売や修理などを展開するほか、運営する電子商取引サイト「LAYLA-EC」では31万点超のアイテムを取り扱う。24年11月期(単体)は、売上高が前期比3.5倍の62億3500万円、最終利益は同2.4倍の2億8600万円を見込む。