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本誌記事 業界・地域リポート
2024年11月号
Focus Okinawa【公共交通】無料乗り放題で路線バスの利用促進/「積年の課題」解決に向けて大胆な発想で社会実験
ユニークな手法を取り入れて、積極的な路線バスの活用を促す事業に取り組んできた沖縄県で、9月の水曜と日曜(全8日間)の路線バスを終日無料で乗り放題とする事業が行われた。初の実施となった同事業で得られた結果を活用して県は、公共交通の利用環境の改善や地域のにぎわい創出、まちづくりなどにも活用することにしている。 「公共交通の適度な利用に 転換するきっかけ」が狙い 毎週水曜と日曜の路線バスを終日無料で乗…
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年11月号
プロジェクト【不動産開発】首都圏で稼ぐ西鉄・JR九州の2社/大手デベロッパーひしめくマーケットで存在感示す
西日本鉄道(福岡市)と九州旅客鉄道(同)の交通系2社が、首都圏および関西圏で不動産開発を急拡大させている。西鉄は2023年度の開発実績がすでに県内分を上回っており、JR九州も複数の開発プロジェクトが進行中。福岡圏のマンション市場では、大手デベロッパーの開発ラッシュが続いているが、地元勢も返す刀で敵陣に切り込んでいる。 首都圏での売り上げが急増 県内売り上げを上回る西鉄 西鉄とJR九州の住宅事業は、首都…
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年11月号
【動かすDX〈デジタルトランスフォーメーション〉(31)】メタバース上で通学し卒業資格取得/広域通信制高校の特長生かし「気の合う仲間づくり」を支援
熊本県天草市にアバターで通えるコースを今年4月から設けた通信制高校がある。メタバースからの通学で、通常の高校と同じ資格を得られる。生徒は好きなアバターの姿で学び、通学時間の軽減や他者とのコミュニケーションが苦手な人も、心の負担なく学校生活を満喫できる。「高校に通いたくても通えない」生徒の学びの場となっている。 地方高校統合など通学不便に 不登校生徒の受け皿の側面も アバターで通える通信制高校が…
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本誌記事 グラフ
2024年11月号
Kyushu PHOTOGRAPH「大分県宇佐市安心院(あじむ)町」
福貴野の滝 福貴野の名所「福貴野の滝」は、高さ65メートルから流れ落ちる「雄滝」と「雌滝」で構成されている。豊富な水量が滝つぼで跳ねる水しぶきとなり、見応えがあると人気だ。夕方に行くと紅葉が透過してより一層、赤みを綺麗に見ることができる。11月中旬にかけて紅葉の鮮やかさが増し、展望台からの景色が幻想的な雰囲気を醸し出す。
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本誌記事 TOPINTERVIEW
2024年11月号
増田 成泰 BEYONDグループ 社長「100周年を『第2創業期』と位置づけ、ホールディングス化で多角的成長を目指す」
2026年に創業100周年を迎えるBEYONDグループ。同社はこの節目を「第2創業期」と位置づけ、石油事業を中核にこれまで成長してきた中、今後は石油のみに依存しない次世代エネルギーの提供事業者へとシフトすることを目指している。さらに、ホールディングス体制の導入により、M&Aやフランチャイズ(FC)展開を通じて新規事業への挑戦を加速させていく。同社が描く今後の展望について、増田社長に聞いた。 聞き手/本誌社長 山口 …
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本誌記事 春夏秋冬
2024年11月号
逢坂剛(ごう)さんの「人生は、面白く楽しく!」
一度きりの人生、誰しも楽しく面白く生きたいもの。それを実践するのが直木賞作家の逢坂剛さん。古書店をのぞいていたら、武者小路実篤が室生犀星に贈呈した署名入り本が500円で売られていた。本物なら数十倍はする代物だが、見落としたらしい。そこで考えた。自分の本に「北方謙三君 逢坂剛」と書いて売ってみようか…。そんなことを逢坂さんならやりかねない。 なにせ喜寿を過ぎても草野球チーム二つを掛け持ちし、インチキ…
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本誌記事 テーマリポート
2024年11月号
業界多様化で塗り変わる九州・沖縄の流通地図
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本誌記事 テーマリポート
2024年11月号
【ホームセンター】複数の要因で4兆円市場割り込む/グッデイは「DXの積極導入」で他店との差別化に注力
経営環境が厳しさを増すホームセンター(HC)業界は昨年度、4年ぶりに市場が4兆円を下回った。新規出店や商品群の拡充などで業績の改善を図る企業は多いが、思うような成果につながっていないのが実情だ。そうしたなか「グッデイ」は、独自の手法により業務改善を実現し業界内外から注目を集めている。 データ読み解く力伸ばし 売り上げ増を実現グッデイ 福岡県を中心に北部九州で64店舗を展開するグッデイ(福岡市)に、業…
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本誌記事 テーマリポート
2024年11月号
【沖縄】県外資本は地元と協調戦略に活路/コストコ初出店で早くも関心事は「2号店」の進出先
8月下旬に開業した「コストコ」1号店は、沖縄の県民意識とアメリカンスタイルの商業施設との親和性が高いことを改めて示した。沖縄の本土復帰後、県内の小売業界は4強といわれる地元資本を中心に市場が構成され、ナショナルチェーンはそうした企業と協調して沖縄でのシェア拡大を図っている。 「想定上回るインパクト」 「コストコ」の開業効果絶大 「想定を上回るインパクト」─。今年8月、地元経済人が口々にそう述べる動き…
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本誌記事 テーマリポート
2024年11月号
■スーパー変遷史「九州を変えたダイエー。寿屋・マイカルはイオンに」
日本にスーパーマーケットが誕生したのは1950年代中期で、高度経済成長期の波に乗って急成長し、百貨店に代わって小売業の主役に躍り出た。九州でその先陣を切ったのはダイエーだった。 残されたプロ野球球団と球団関連遺産 ダイエーが九州上陸を果たしたのは1963年で、福岡市天神に九州1号店を出店し、71年には当時国内最大のショッパーズプラザ福岡(のちにショッパーズ福岡に名称変更)を開業。以来、九州各地に進出し、…