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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年11月号
九州大相撲伝「日本統治下の朝鮮咸鏡(かんきょう)南道洪原郡出身 力道山光浩(9)」
プロレスは八百長なのか⁉ プロレスについては、早くから真剣勝負ではない、との疑念がもたれ、八百長説がささやかれていた。発表順にあげてみると、牛島秀彦著『力道山 大相撲・プロレス・ウラ社会』(第三書館)にはこうある。 〈朝日は毎日が「力道山プロレス」を後援することを決めた一九五三(昭和二十八)年十二月末に、「プロレスとは八百長がらみの競技」という六段ブチ抜きの記事を掲載していた〉 続く翌年、『…
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本誌記事 特集・お菓子
2024年11月号
〈明月堂〉「博多通りもん」お盆も好調 工場の設備更新し10月稼働
博多土産の定番「博多通りもん」は、今年の夏の猛暑にも負けず、好調な売れ行きを見せた。 例年、お盆を挟む8月は、帰省客らのお土産需要で一番の繁忙期となるが、博多通りもんを製造販売する明月堂(福岡市)では、今年も博多駅にある4店舗や、福岡市営地下鉄七隈線の櫛田神社前駅から近い川端店などの各店が大繁盛。インバウンド効果もあり、看板の博多通りもんや、玉露の風味をまるごと練り込んだ濃厚な味わいの「博多玉露…
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本誌記事 特集・お菓子
2024年11月号
【Report 博多駅お土産動向】九州の陸の玄関口「博多駅」 利用客は1日約30万人誇る
九州最大のターミナル駅である博多駅は1日約30万人が利用する駅で、九州の陸の玄関口として県内外から多くの人々が訪れている。駅コンコースや各商業施設もお土産品を多くそろえており、九州土産をワンストップで購入できる「銘品蔵」などを運営するJR九州リテール(福岡市)や九州一円からメーカーが集積する「マイング」などを運営する博多ステーションビル(同)、「みやげもん市場」や「いっぴん通り」を運営するJR博多シテ…
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本誌記事 特集・お菓子
2024年11月号
【業界トピック】TSMC進出機に台湾と福岡の お菓子企業が交流を深める
TSMC(台湾積体電路製造)の熊本進出で半導体関連産業を中心に盛り上がりを見せる九州だが、海外市場を見据えたお菓子企業の交流も少しずつ増えている。 そんな中、台湾の経済部商業発展署は台湾のお菓子やベーカリーの知名度向上や販路拡大を図るため、6月30日から7月3日まで台湾の関連業者20社と共に日本を訪れ、最初の訪問地として福岡市を訪れた。当日は如水庵(福岡市)や、隆勝堂(福岡県八女市)を訪問している。 一…
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本誌記事 特集・お菓子
2024年11月号
〈千鳥屋本家〉“シンプルでおいしい”菓子 永く愛される「千鳥饅頭」
「千鳥饅頭」は、白インゲンを材料にした白あんを、小麦粉と卵、砂糖をこね上げた皮で包み焼き上げ、仕上げに「千鳥」の焼き印を押す。考案者は千鳥屋本家(福岡県飯塚市)の原田実樹宜社長の祖父である原田正雄氏で、研究を重ねた末、「水鏡せると伝ふる天神のみあしのあとに千鳥群れ飛ぶ」という菅原道真公の故事から「千鳥饅頭」の名前をつけた。 1927年、千鳥饅頭の完成と同時に飯塚市で「千鳥屋」を開店、千鳥饅頭や丸ボ…
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本誌記事 特集・お菓子
2024年11月号
〈如水庵〉柔らかく繊細な筑紫もち 守り続けるのは熟練の手
代表銘菓「筑紫もち」は、約20人の職人によって作られる。製造工程では、きな粉をまとった餅が三つにきれいに並べられ、容器に均一に納められる。風呂敷包みのような包装紙に、楊枝(ようじ)が1本1本、丁寧に添えられる。これらは全て、職人の手によるもの。餅の柔らかい感覚を損なわないよう、あえて機械を使わず、熟練技術の手作業で行われる。長年の伝統で受け継がれたその技術は、ある意味、機械以上に正確無比である。「…
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本誌記事 特集・お菓子
2024年11月号
〈もち吉〉四季の移ろいを手のひらに 一口サイズの「てのひら日記」
一口サイズのあられ・煎餅が1袋に8種類・8枚詰め込まれた「てのひら日記」。米と水にこだわる「もち吉」(福岡県直方市)の単品商品の中で最も人気があるシリーズだ。黒胡麻(ごま)や海苔巻、しそ味といった定番の種類から栗・黒豆が入った季節限定品もある。家庭用に3種類、贈答用には重宝缶入りや化粧箱入りなど4種類があり、店舗だけでなく通販でも購入可能。 てのひら日記がリブランディングされたのは2001年。8センチ丸…
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本誌記事 特集・お菓子
2024年11月号
〈カステラ本家福砂屋〉今年で創業400周年 カステラで「時をつなぐ」
1624年(寛永元年)創業の福砂屋(長崎市)は、2024年に創業400周年を迎えた。 創業当時から変わらぬこだわりの製法を守り続けている。この手間を惜しまない製法から、ふわっと、しっとりとして馥郁とした味わいが生み出される。同社はカステラづくりの伝統を日々に確かめ、カステラ文化を創造してきた。16代目の殿村育生社長は「『伝統はかたくなに守るものではなく、時代認識を持ち大切に育てていくこと』を肝に命じ、創業…
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本誌記事 特集・お菓子
2024年11月号
〈ひよ子本舗吉野堂〉季節ごとの味「季(とき)ひよ子」 今秋も「栗ひよ子」が登場
ひよ子本舗吉野堂(福岡市)が今年も「栗ひよ子」の販売を開始した。 「栗ひよ子」は季節ごとの味が人気となっている福岡限定の「季ひよ子」シリーズの秋限定の味だ。餡(あん)は国内産「和栗」を熟練の職人が味わい深くまろやかに炊き上げ、代々受け継がれてきた製法特許の白雪餡と合わせ、そこに香川県産「和三盆糖」を加えることで、上品な甘みと口溶けに仕上げている。生地は九州産の小麦粉を使い、栗餡との相性を考えて…
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本誌記事 特集・お菓子
2024年11月号
〈ざびえる本舗〉14年ぶりに新商品を発売へ 新工場稼働で生産力を向上
大分土産の定番「南蛮菓ざびえる」などを製造・販売するざびえる本舗(大分市)は、今年3月に14年ぶりに新商品「南蛮菓Bungo」を発売した。ラム酒漬けのレーズンを白餡(あん)に練り込み、チョコレート生地で包んだぜいたくな一品で、4月から6月にかけて実施された大型観光企画「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」に合わせて開発された。 洋菓子と和菓子を融合させた点が特徴で、大分県内を中心に販売され、地元客…