負債40億円で事業停止
2025年02月12日
井上通商

アパレル製品などの輸入販売を手掛ける井上通商(福岡市)が2月7日までに事業を停止し、破産手続きの申請の準備に入ったことが分かった。コロナ禍による取引先の休業などで業績が悪化していた。民間調査会社によると、負債額は2024年1月時点で約40億円。
同社は1961年に設立。台湾や香港といったアジアから仕入れた衣料品や雑貨などを国内の卸売業者に販売し、15年2月からはEC事業を始めた。20年1月期の売上高は約123億円。21年1月期はマスクの仕入れ販売で100億円台を維持したが、22年1月期は反動減もあり51億6150万円まで落ち込んだ。所有不動産の売却などで立て直しを図ったが、回復の見通しが立たなかったという。