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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年11月号
寸談余話(1)日本ガス・津曲貞利社長/大海酒販・山下正博社長
鹿児島商議所の副会頭に再登板 大学理事長も務め「地元に人材を」 日本ガス(鹿児島市)の津曲貞利社長は今年6月から鹿児島商工会議所の副会頭に再登板した。副会頭4人のうちの一人が任期途中で退任することになり「(岩崎芳太郎会頭からの)強い要請を受けて」受諾。鹿児島国際大理事長も兼務しており「今後は鹿児島の未来を背負って立つ若者を育成する教育事業に力を注ぎたいと思っていたが、つなぎ役として、2011年から16年…
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2024年11月号
あの日あの頃/Gライン・荒牧 敬雄 社長
「大量離職で会社のあり方を大転換」 近年、運送業界ではドライバー不足が深刻化し社会問題にまでなっているが、幸いなことに当社には若い人材が集まってきている。当社のドライバーの平均年齢は33歳、その9割は未経験者だが、現在88台のトラックで日々運送業務を行っている。新規採用も順調で、2022年の応募者数は500人、昨年は700人を突破した。こうしたことが評価され、経済産業省が全国の中小企業を対象に選定する「2023年…
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2024年11月号
四季漫筆「巷(ちまた)を徘徊(はいかい)する「モンスター」(中)」
人格障害という言葉は、不可解で、猟奇的事件を起こした若者について語られ、幼児期の被虐待や家庭不和が原因と主張する専門家がいるが、そうだろうか。過酷な環境で育っても真っ直ぐに成長し、心穏やかに生きている人が圧倒的に多いと思えるからだ。 精神科医・遠山高史が、これまで診察した人格障害的若者には共通した特徴があると書いている(『素朴に生きる人が残る』主婦の友社)。「彼らはおおむね自己中心的で、衝動を…
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2024年11月号
食楽園「愛知県常滑で受け継がれる長崎ちゃんぽん」
九州豚骨ラーメンの主流は長崎ちゃんぽんを手本に生まれたので、ちゃんぽんとはいわば兄弟姉妹。だから両方をメニューに載せる店も多く、食堂系ラーメン店ではそれが普通になっていて、長崎発祥の〔リンガーハット〕は別格としても、九州でもちゃんぽん専門店はそんなに多くはない。 ところが、愛知県常滑(とこなめ)市にはちゃんぽん専門店があって、その名も〔長崎の父ちゃん(似顔絵)と母ちゃん(似顔絵)が作るちゃんぽ…
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2024年11月号
九州の志士「日本写真界の始祖・写真師『上野彦馬』」
上野撮影局を開設した上野彦馬は、長崎に滞在する外国人、高杉晋作などの著名人や風景を撮影した。西南戦争では、従軍写真師として記録写真を撮影し、第1回内国勧業博覧会に出品するなど貴重な写真を後世に残した。また、多くの門下生を育成し、日本の写真界の基礎を築いた。 新しもの好きの父・俊之丞 上野彦馬は、1838(天保9)年、父・上野俊之丞(しゅんのじょう)と母・伊曽(いそ)の四男(第六子)として長崎銀屋町1…
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2024年11月号
元寇「元寇の遺跡・遺物」
陸海に豊富な蒙古襲来のあしあと 13世紀後半、モンゴル軍が侵攻した「元寇」は、北は鎌倉から南は玄界灘沿岸まで、今も多くの足跡を遺(のこ)す。その遺跡・遺物は、陸では博多湾沿岸の防塁、海では伊万里湾鷹島(たかしま)のモンゴル軍沈没船を嚆矢(こうし)とする。 今後も発掘されるであろうが、福岡市に絞ってその主たる史跡を列記すれば、左記のとおりである(福岡市教育委員会「史跡 元寇防塁」)。 ▽糸島半島~今…
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2024年11月号
<次の一手 第84局>詰将棋・詰碁
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2024年11月号
寸談余話(3)ALSOK九州・境田芳幸社長/SCSK九州・古川成人社長
警備大手がジビエ肉を販売 自社のICT技術使い地域貢献 野生鳥獣による農作物被害が全国的な課題となる中、警備大手のALSOK九州(福岡市)がジビエ肉の販売事業に力を入れている。同社が福岡県添田町を中心にイノシシやシカなどを捕獲し、処理や販売までを一貫して行う。現在、同町にある道の駅で販売している。境田芳幸社長は「適切に処理されたジビエ肉は、獣臭がなくおいしい」と話す。 事業を始めたのは昨年末。地域の安…
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2024年11月号
高橋孝治の中国法表層深層(18)
「社会の安定」に秘められた真意とは 「高橋孝治の中国『深層(真相)』拾い読み(第204回)『人民群衆への奉仕』に新解釈?」(財界九州ONLINE、2024年9月20日更新)で、『人民日報』2024年9月19日付19面に「人民群衆への奉仕は、安全安定の維持(服務人民群衆 維護安全穏定)」という記事が掲載されたと述べました。今回は、これについてウェブ版より深く検討してみます。 この記事では「夏の治安維持の特徴について、公安…
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2024年11月号
KAIL/池田工業社長 池田晃寿氏(12期)/増田石油 経営企画部 部長 脇屋 達美(あけみ)氏
KAILの卒塾生は、組織・社会・地域を変革し発展させるため、切磋琢磨(せっさたくま)し続け、日々奮闘する。「人財の森」に共通する志は「ギフトを社会へ返す」こと。KAILでの学びがリーダーシップの旅を歩む中でどのように活(い)かされたか。卒塾生が軌跡を語る。 九州・アジア経営塾(KAIL) 九州の産学官が連携して設立した特定非営利活動法人(橋田紘一塾長)。各企業・団体の中核の人材を対象とした「碧樹館(へきじゅ…