一部区間が「4車線・再有料化」
2025年03月31日

福岡都市圏と筑豊地域を結ぶ国道201号「八木山バイパス」(13.3キロ)のうち、篠栗インターチェンジ(IC)—筑穂IC間(5.7キロ)が3月30日から4車線化された。29日には現地で記念式典が開かれた。4車線化に合わせ、国道交通省などが篠栗本線料金所を設置。自動料金収受システム(ETC)を導入し、通行料金の徴収を再開した。有料化は2014年以来11年ぶり。
八木山バイパスは1985年に開通し、14年に無料化された。片側1車線で渋滞が慢性化し、地元から4車線化を望む声が上がっていた。19年度に4車線化事業が始まり、国土交通省とネクスコ西日本が工事を進めてきた。通行料は軽自動車220円、普通車280円、大型車450円など。全区間の所要時間は、混雑時で22分から15分に短縮される見通し。残る区間の4車線化は29年度の予定。
