北京で「対台湾工作会議」開催

【寄稿】高橋孝治の中国「深層(真相)」拾い読み(第247回)

 『人民日報』2025年2月27日付2面に「2025年台湾工作会議が北京で開催──王滬寧氏が出席してスピーチ(2025年対台工作会議在京召开──王滬寧出席并講話)」という記事が掲載されました。2月25日と26日に北京で開かれた「2025年対台湾工作会議」で、中共中央政治局常務委員で全国政治協商会議の主席である王滬寧が講話を行ったとのことです。この講話では習近平・総書記の新時代の中国の特色ある社会主義思想を堅持し、習近平・総書記の対台湾工作についての重要な論述を貫徹するとされていています。
 習近平・総書記の論述を徹底するのであれば、その論述をひたすら覚えるだけでよく、会議など開く必要などない気もしますが、台湾問題についてもひたすら習近平・総書記の著作が重要とは、まるで習近平・総書記は神のようです。

●高橋孝治(たかはし・こうじ)
アジアビジネス連携協議会・実践アジア社長塾講師/大明法律事務所顧問。中国・北京にある中国政法大学博士課程修了(法学博士)。専門は中国法、台湾法。法律諮詢師(中国の国家資格「法律コンサル士」。初の外国人合格)、国会議員政策担当秘書有資格者。現在は、立教大学アジア地域研究所特任研究員、韓国・檀国大学校日本研究所海外研究諮問委員も務める。