「久留米南スマートIC」新設決定

 国土交通省は9月6日、福岡県久留米市が九州自動車道の久留米インターチェンジ(IC)—広川IC間に設置を要望していた自動料金収受システム(ETC)専用の「久留米南スマートIC(仮称)」について、整備を進める「新規事業化箇所」に決定したと発表した。供用開始の時期は未定。
 久留米ICの南4.6キロの位置に設置される予定で、上下線とも出入り可能。久留米IC周辺は近年、大雨により幹線道路が冠水することが多く、スマートICの整備で災害時の代替ルートの確保や交通渋滞の緩和などが見込めるとしている。また、同市などが整備を進める産業団地へのアクセス向上や企業誘致、雇用の創出なども期待できるとして新設を決めた。