初代学長に立教大教授の山口氏
2025年01月27日
佐賀県立大

佐賀県の山口祥義知事は1月24日、2029年4月に開学予定の佐賀県立大の初代学長に、立教大教授の山口和範氏(62)を起用する方針を明らかにした。同氏は佐賀市富士町出身で、24年1月から県立大のカリキュラムなどを検討する専門家チームのリーダーを務めている。
山口和範氏は九大理学部卒で、立教大の経営学部長、副総長などを歴任。開学に向けた専門家チームのリーダーとして、県立大の制度設計の中心的な役割を担っている。県はすでに同氏に学長就任を要請し、承諾を得ているという。県立大は、県の佐賀総合庁舎(佐賀市)の敷地内に設置される。