3棟目「星館」1月23日に開業
2025年01月22日
「別府温泉 杉乃井ホテル」

オリックス不動産(東京)は1月21日、大分県別府市の「別府温泉 杉乃井ホテル」の新客室棟「星館」(300室)が23日に開業すると発表した。これにより、2019年から進めてきた同ホテルの大規模リニューアルが完了する。「星館」は、「虹館」(21年開業、155室)、「宙(そら)館」(23年開業、336室)に続く3棟目となる。
星館は、21年に閉館した「Hana館」を建て替えた。地下1階、地上13階建てで、延べ床面積は約2万4800平方メートル。客室は2〜11階で、スタンダードからスイートまで5タイプ。1階のエントランス・ロビーには小鹿田焼(おんたやき)など九州・大分の工芸品を配置。12階には結婚式や宴会に利用できる多目的ホール、最上階の13階には別府湾と市街地が一望できるビュッフェレストラン「和ダイニング星」(300席)を設ける。
同ホテルは1944年創業で、24年に80周年を迎えた。三つの客室棟や展望露天風呂、ボウリング場、屋外温泉プールなどを備えた大規模温泉リゾートとして、国内外の幅広い顧客に対応する。ホテルの運営はオリックス・ホテルマネジメント(東京)が担う。
