3月ダイヤ改正「豊肥線」車両増
2024年12月16日
JR九州
JR九州(福岡市)は12月13日、2025年3月15日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。利用客の回復やインバウンド(訪日外国人客)の増加を受け、在来線特急は8本、九州新幹線は2本増便する。台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出に伴い利用が伸びている熊本県内の豊肥線では、朝の通勤時間帯に車両を増やすほか、運行区間を延ばす。
豊肥線では、朝に2両で運行している上下計3本の車両数をそれぞれ1〜2両増やすほか、熊本(熊本市)—光の森(同市北区)間を午前8時台に走る上下各1本の運行区間をTSMCの工場に近い原水(熊本県菊陽町)や肥後大津(同県大津市)まで延長する。日豊線では、新駅の仙巌園(鹿児島市)が開業し、上下57本が停車する。山陽・九州新幹線は、大阪・関西万博の開催に向け、鹿児島中央(同市)を午前6時に出発して新大阪(大阪市)に同9時59分に到着する「さくら574号」を週末限定で運行する。