機体の「応援広告」掲出サービス

広告は搭乗口そばや機体後方、片面全体など5種類

 スターフライヤー(北九州市、町田修社長)は10月17日、ジェイアール東日本企画(東京)と提携し、「推し」の芸能人などの機体ラッピング広告を同社の「チアリング アド オンライン」に掲出できるサービスを始めたと発表した。国内初の取り組みで、応援広告掲出までワンストップでサポートし、クラウドファンディングで資金を募ることもできる。福岡・北九州—東京(羽田)などの機体で「推し活」を後押しする。
 広告は、搭乗口そばの縦1メートル、横40センチのサイズから、縦3.2メートル、横5.7メートルの機体後方、機体の片面全体など5種類。価格は74万〜2940万円。推しの所属事務所や権利元からの各種許可取りは応援広告事務局が対応する。クラウドファンディングで集めた資金をそのまま広告費に充てることも可能で、代表者の負担が軽減される。掲出期間は最大3カ月。ただ、スターフライヤーによる審査(ブランドポリシーとの調和、デザイン性など)がある。