開業2カ月で「来場者」95万人

長崎スタジアムシティ

 ジャパネットホールディングス(HD、長崎県佐世保市)の髙田旭人社長は12月14日、長崎市の複合施設「長崎スタジアムシティ」について、来場者数が10月14日の開業から2カ月間で約95万人に達したと発表した。ジャパネットHDの公式アプリの利用状況などを分析して算出した。平日は約1万人、スポーツの試合などがある休日は2万〜3万人で、ほぼ目標通りに推移しているという。
 長崎スタジアムシティは、サッカー競技場「ピーススタジアム」(約2万席)とアリーナ施設「ハピネスアリーナ」(約6000席)のほか、ホテル(240室)、ショッピングモール(約2万平方メートル)、オフィスビル(約1万3000平方メートル)などで構成。サッカーJ2のV・ファーレン長崎は、新ホームのピーススタジアムで4試合を開催し、すでに前年のホーム19試合の収益を上回った。バスケットボールB1の長崎ヴェルカもホームが「ハピネスアリーナ」に移り、入場者数が平均3600人から同5400人に増加。飲食やグッズ販売も伸びたという。長崎スタジアムシティは、ジャパネットHDが建設し、子会社のリージョナルクリエーション長崎(長崎市)が運営を担う。総事業費は約1000億円。