佐伯市で「クロマグロ」養殖

海興水産(長崎県五島市)

 長崎県五島市の水産会社「海興水産」は3月24日、大分県佐伯市でクロマグロの養殖事業を4月から始めると発表した。同社はまき網漁で捕れたアジやサバなどを販売しているが、クロマグロの養殖事業は初めて。長崎県で捕れた稚魚を佐伯湾内の海上いけすで育て、国内に出荷する予定。投資額は約13億円の見込み。
 海上いけすは縦横40メートル、深さ17メートル。当初は5台設置し、4年後には20台に増やす。クロマグロの稚魚約600匹を毎年いけすに入れ、3〜4年かけて50キロ以上に育てる。4年後に売上高9億円を目指す。将来的に佐伯市内に加工場も整備したい考え。同社はアジフライの三陽(福岡市)のグループ会社。三陽会長で海興水産社長の長谷幸一郎氏が同日、大分県庁で佐藤樹一郎知事に事業計画を説明した。