「家庭用ロボット」で連携

三谷康範・九工大学長(左)、間瀬昭一・UR九州支社長

 九州工業大(北九州市)と都市再生機構(UR)九州支社(福岡市)は2月21日、人材育成や持続可能なまちづくりの実現に向けて「連携協定に関する包括協定」を締結した。両者はこれまで、学生によるUR賃貸住宅のリノベーション(改修)などで連携してきたが、新たに家庭用サービスロボットの実用化に向けたプロジェクトをスタートする。
 同大大学院生命体工学研究科の田向権教授らが指導する学生主体のロボット開発チーム「Hibikino-Musashi@Home」は、ロボットの性能を競う世界大会で6回優勝した経験を持つ。新連携プロジェクトでは、福岡県水巻町の団地の住戸にテーブルや家具を置いて実際の家庭環境を再現。人と共に暮らすロボットの課題を建築設計の面からも検証し、家庭用サービスロボットの社会実装に向けた技術開発を加速させる。
 一方、学生によるUR到津南団地(北九州市小倉北区)のリノベーションのアイデアを競うコンペで、最優秀賞に選ばれた作品が賃貸物件として商品化された。3月1、2日に内覧会を開き、9日に公開抽選を実施する。

ロボットデモの様子
完成した学生提案の住戸