宮崎・都城に26年春「新施設」

新施設の完成イメージ
新施設の完成イメージ

 焼酎大手の霧島酒造(宮崎県都城市、江夏順行社長)とスターバックスコーヒージャパン(東京、水口貴文CEO)は7月22日、両社の店舗を併設した新施設を都城市に開設すると発表した。霧島酒造の直営ショップのほか、スタバのドライブスルー併設店舗、植物園で構成。霧島山や沖水川を望む屋上庭園や芝生エリアも整備する。今秋に着工し、2026年春の開業を目指す。
 霧島酒造の本社工場敷地内に建設し、敷地面積は4685平方メートル。鉄骨平屋建てで、延べ床面積は703平方メートル。施設の電力は焼酎かすや芋くずから生成したバイオガスを活用した「サツマイモ発電」でまかなうほか、焼酎製造の過程で発生する蒸留温排水の熱を冬場の暖房に活用する。霧島酒造は工場・事務所で二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロに向けた取り組みを進めており、スタバの新店舗は環境配慮型店舗の国際認証「グリーナーストア」を取得予定。