「スケボー場」26年10月供用
2025年01月08日
福岡市

福岡市は1月7日、ボートレース福岡(中央区那の津)の敷地内に整備する屋内型スケートボード場の概要を発表した。2種類のコースを別棟で整備し、屋内型スケボー場としては国内最大級となる。東京・パリ五輪で日本代表を率いた西川隆氏の設計・監修で、大規模大会の誘致も目指す。建設・運営事業者となる優先交渉権者は、大和リース福岡支社を代表とするグループに決定した。2026年10月の供用開始を目指す。
計画では、舟券販売所や駐車場の一部(約9000平方メートル)を再整備。スケボー場は、階段やパイプなどの障害物を設けたストリートと初心者エリア(1920平方メートル)、おわん形のパーク(1050平方メートル)に区分。飲食店やスポーツ用品店が入る2階建ての「にぎわい施設」と遊具などを備えた「イベント広場」も設ける。設計・建設費と供用開始後20年間の運営管理費は計23億4190万円を見込んでいる。
