ワンビルの「ホテル」予約開始

 西日本鉄道(福岡市)は10月5日、福岡市・天神で2025年4月24日に開業する「ワンフクオカホテル」の宿泊予約の受け付けを開始した。同ホテルは、大型複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング(ワンビル)」(地上19階・地下4階建て)の18、19階に入る。館内は「和モダン」の雰囲気で統一し、全41室(8タイプ)。福岡市内で「ウィズザスタイルフクオカ」や「ザ・ルイガンズ」を展開する「Plan・Do・See」(東京)と西鉄子会社が運営を担う。
 全41室のうち、福岡の街を一望できる角部屋の「テンジンコーナーテラススイート」(62平方メートル)は最大3人まで宿泊可能で、料金は1泊15万6000円から。11室で最多の「スーペリアキング」(35平方メートル)は同4万6000円から。外気浴ができる大浴場やサウナ、ライブラリーラウンジのほか、中庭やカフェ&バー、九州の食材を楽しめる鉄板焼きレストランなどを設ける。ワンビルでは多様なアートを展開するが、同ホテルでは舘鼻(たてはな)則孝氏の伝統工芸技法を活用した作品など約80点が展示される。