「長崎—ソウル」5年半ぶり再開

 大韓航空は9月5日、長崎—ソウル(仁川)線を10月27日に再開すると発表した。週4往復(月、木、土、日曜)運航する。同路線では、韓国の格安航空会社(LCC)エアソウルが2019年3月まで運航しており、直行便の再開は約5年半ぶりとなる。韓国で日本旅行の人気が高まっていることを受け、再開を決めたという。同日、航空券の販売も始まった。
 大韓航空は1988年から同路線を運航していたが、竹島問題による利用低迷で2013年3月に運休。その後、同社傘下のLCCジンエアーが運航したが15年10月に撤退。16年10月にエアソウルが再開したが搭乗率の低迷で19年3月に運休し、事実上の撤退となっていた。大韓航空による長崎—ソウル線の運航は約11年半ぶりとなる。