来年4月「持ち株会社制」移行へ

サニックス本社
サニックス本社

 サニックス(福岡市、宗政寛社長)は5月15日、持ち株会社制へ移行すると発表した。2025年4月1日に持ち株会社「サニックスホールディングス」に社名を変更し、傘下に住環境、リサイクル、エネルギーの各事業会社を置く。持ち株会社が東京証券取引所のスタンダード市場と福岡証券取引所への上場を維持する方針。6月27日に開催予定の株主総会での承認を経て正式決定する。
 脱炭素化や循環型経済への移行など経営環境が大きく変化する中、各事業に専念できる環境を整えて持続可能な成長を目指す。持ち株会社はグループ全体のマネジメントや企業の合併・買収(M&A)などに特化。新設する住環境事業の子会社「サニックス」、リサイクル事業の「サニックス資源開発グループ」、太陽光発電システムなどエネルギー事業の「サニックスエンジニアリング」を傘下に置く。