「新中計」不動産事業に2300億円

JR九州本社(福岡市博多区)

 JR九州(福岡市)は3月11日、2025〜27年度の新中期経営計画を発表した。成長に向け、物流施設やオフィス、マンションなどに2300億円を投じて不動産・ホテル事業を強化。今年4月に予定する運賃値上げで運輸サービス事業の収益力も向上する。最終年度の27年度の連結営業利益は24年度見込みから24%増の710億円と、過去最高を目指す。
 運輸サービス事業では、運賃値上げで年間160億円以上の増収を見込む。デジタル化の推進により、30年度までに年間140億円以上の固定費を削減する目標も掲げた。列車の位置や速度を無線通信で把握する制御システムの導入を目指す。不動産・ホテル事業では九州内外で開発を進める。27年度の営業利益は、不動産・ホテル事業が24年度見込み比19%増の340億円、運輸サービス事業が同37%増の205億円を見込む。売上高に当たる営業収益は同2割増の5300億円を目標に掲げ、過去最高を目指す。