2信金と「アライアンス」結成

 宮崎銀行(宮崎市、杉田浩二頭取)は7月26日、高鍋信用金庫(宮崎県高鍋町)、延岡信用金庫(延岡市)と地域社会の持続的な成長に向けた連携協定「ひなたアライアンス」を締結したと発表した。金融機関が連携することで、人口減少やデジタル化などの地域課題の解決を目指す。地銀と信金が業態の枠を超えて連携するのは全国的に珍しいという。
 今回の協定は、宮崎銀が県信用金庫協会を通じて呼びかけ実現した。具体的な内容については分科会を設立して協議するが、相続事案などに際し金融機関ごとに異なる書類フォームを統一することなどを検討。取引先のデジタル化支援にも取り組む方針。将来的な再編につながる可能性については「現状ではない」としている。