路線バスに「大型EV」導入
2025年03月18日
大分バス

大分バス(大分市)は、路線バスに大型の電気自動車(EV)1台を導入する。大分市の中心部や東部で3月中旬以降の運行開始を予定している。大分県庁で3月12日、約100人が出席して出発式が行われた。新車の大型EVバスが導入されるのは、沖縄を除き九州では初めて。既存の路線バスと比べて二酸化炭素(CO2)の排出量を最大4割削減できるほか、災害時には移動用電源車としての活用も見込まれている。
車両はEVモーターズ・ジャパン(北九州市)製で、愛称は「EVのるっちくんバス」。全長10.5メートルで、全31席(定員72人)。航続距離は約280キロ。運転席の後ろには100ボルトのコンセントがあり、座席にはスマートフォンなどの電源に使えるUSBポートを配備する。災害時には50人規模の避難所で2日から1週間弱の電力供給が可能と見込んでいる。充電設備などを定額で貸し出す九電グループのサービスを活用。車両の導入費は非公表で、国・県・大分市の補助金を活用した。