企業「ESG・SDGs」支援で連携
2024年11月26日
福岡銀行と肥後銀行
ふくおかフィナンシャルグループ傘下の福岡銀行(福岡市)と九州フィナンシャルグループ傘下の肥後銀行(熊本市)は11月22日、取引先のESG/SDGs・脱炭素の取り組みに関する支援サービスについて、2025年から相互に導入すると発表した。今年1月にスタートした九州・沖縄と山口県の地方銀行13行の連携協定「Q-BASS(キューベース)」の一環としている。
福銀は、企業のESG(環境、社会、企業統治)やSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを数値化して評価するサービス「Sustainable Scale Index」を九大などと共同開発し、2021年11月から導入。肥後銀は、企業が排出する二酸化炭素(CO2)量を算定・見える化するサービス「Zero-Carbon-System(通称・炭削くん)」を今年1月から本格展開している。両行の取り組み状況をキューベース内で共有し、九州・沖縄・山口エリアの企業のサステナビリティ経営支援の強化を目指す。