宮崎市の再開発施設名「ハロウ」

 NTT都市開発(東京)は11月6日、NTT西日本宮崎支店(宮崎市)の敷地内で再開発を進める施設の名称が「HAROW(ハロウ)」に決まったと発表した。JR宮崎駅から徒歩7分の場所に立地し、商業施設とオフィスの2棟で構成。施設名のハロウは、英語の「Hello」と通りを意味する「ROW」を掛け合わせた造語。宮崎市制100周年のイベントに合わせ、11月23日に一部の店舗が先行開業する。同日、市が運営する低速電動バス「ぐるっぴー」の停留所も設置される。
 広島通りに面する商業施設「HAROW 広島通」(南棟)は鉄骨2階建てで、延べ床面積は約803平方メートル。全17店舗のうち、ハンバーガーやドーナツ、東南アジア料理、観葉植物などの8店舗が先行開業する。南棟の一部と高千穂通りに面した北棟(地上3階建て、延べ床面積約4024平方メートル)の商業施設「HAROW 高千穂通」は2025年春に開業し、飲食店やアパレル・雑貨、エステティック、整体・ピラティス施設などが入居予定。北棟のオフィスの名称は「HAROW 高千穂通オフィス」となる。市中心部の回遊性向上とにぎわい創出を目的に、宮崎市と同支店、NTTアーバンソリューションズが22年に連携協定を締結し、再開発を進めてきた。