半導体人材育成「熊本テクニカルセンター」完成

建物手前の人物はワールドホールディングスの伊井田栄吉会長兼社長

 人材派遣大手のワールドホールディングス(HD、福岡市)の中核子会社、ワールドインテック(同市)は3月17日、半導体人材の育成に向けて建設していた研修施設「熊本テクニカルセンター」(熊本県大津町)の報道向け内覧会を開いた。4月から稼働する予定。台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出など半導体関連企業の集積で人材不足が深刻化する中、年間500人の技術者を育てる。
 熊本テクニカルセンターは2階建てで、延べ床面積は約540平方メートル。最先端の半導体製造装置などを使い、操作方法や保守・点検、組み立てなどの実践的なトレーニングを実施する。研修に加え、半導体関連企業との情報交換の拠点としても活用する。同社の半導体に特化した研修施設は三重県に続いて2カ所目。半導体関連では2024年末時点で約3000人の技術者が在籍しており、27年末には約4000人に拡大する方針。

研修に使う機器等を説明する社員