海沿いの「2公園」再整備へ

香椎浜北公園(右)と長垂海浜公園(左)のイメージ

 福岡市は8月19日、海沿いに立地する香椎浜北公園(東区)と長垂海浜公園(西区)について、民間資本やノウハウを生かす「Park-PFI」を活用した整備を進めると発表した。事業者を公募し、優先交渉権者として香椎浜北公園は百田工務店(福岡市)、長垂海浜公園はオペレーションファクトリー(大阪市)をそれぞれ代表とするグループが選ばれた。2026年春から順次、供用開始予定。
 香椎浜北公園には、木造2階建ての「ウミノテラス」を建設。カフェや食肉の工場直売所などが入居するほか、観客席を兼ねた大階段とイベントスペースを設ける。長垂海浜公園にはレストラン棟やショップ棟が設置され、バスケットコートも整備される。「Park-PFI」を活用した公園整備は、那珂川沿いの清流公園、博多駅そばの明治公園、東平尾公園の大谷広場(いずれも25年春以降に供用開始予定)と合わせ5カ所となる。