「ウイングアート1st」と連携

柳井雅人・北九州市立大学長(左)、田中潤・ウイングアート1st社長(右)

 北九州市立大(北九州市)は12月4日、ソフトウエア開発などの「ウイングアート1st」(東京)と産学連携協定を締結したと発表した。同大は2027年4月に開設予定の「情報イノベーション学部(仮称)」でデジタル人材の創出を目指しており、同社との連携で実践的な教育を進める。同大はIT企業30社と連携する方針で、同社は第1弾となる。
 ウイングアート1stは、データ活用や帳票、文書管理に強みを持ち、企業や官公庁の業務効率化などを支援している。20年にサッカーJ3・ギラヴァンツ北九州とパートナー契約を結び、23年には北九州市と地域企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進やデジタル行政の推進などで包括連携協定を締結。今年7月、新学部のキャンパスが開設される旦過市場(小倉北区)近くにDX推進拠点「地域創生ラボ」を開設している。

「情報イノベーション学部(仮称)」のイメージ