「ミッフィー」新エリア来夏開業

ミッフィーをテーマにした新エリアのイメージ

 大型リゾート施設「ハウステンボス」(HTB、長崎県佐世保市)は10月24日、世界的な人気キャラクター「ミッフィー」をテーマにした新エリアを2025年夏に開業すると発表した。25年はミッフィー誕生70周年。HTBの華やかなヨーロッパの街並みで、どこを見渡しても〝カワイイ〟を体験できるという。22年9月末に香港拠点の投資会社PAGの傘下に移行後、HTBが新エリアを整備するのは初めて。投資額は非公表。
 新エリアは、施設中心部にある「アムステルダム広場」の隣接地に整備する。「ミッフィーとなかまたちのあこがれの休日」をコンセプトに、飛行機やヨットのライド型アトラクションを導入するほか、レストランやグッズ販売店も開業予定。HTBは近年、ミッフィーを前面に出したカフェやホテルを展開していたが、ミッフィーをテーマにしたライド型アトラクションは世界で初めてという。ミッフィーとHTBのつながりは深く、作者のディック・ブルーナ氏(1927〜2017)が1987年にHTBの前身「長崎オランダ村」を訪れて以来、親交を深めてきたという。