内モンゴルの5G

【寄稿】高橋孝治の中国「深層(真相)」拾い読み(第192回)

 『人民日報』2024年8月6日付7面に「内モンゴル自治区の5G基地局は7.67万に(内蒙古自治区5G基站達7.67万個)」という記事が掲載されました。これによれば、今年6月末の時点で、内モンゴル自治区の5G基地局は7万6,700局に達し、内モンゴル自治区の5G通信のカバー率は96.94%になったとのことです。
 放牧などをしている内モンゴルでこのような数値を出しているため、中国の5G基地局のカバー状況のすごさが分かります。

●高橋孝治(たかはし・こうじ)
アジアビジネス連携協議会・実践アジア社長塾講師/大明法律事務所顧問。中国・北京にある中国政法大学博士課程修了(法学博士)。専門は中国法、台湾法。法律諮詢師(中国の国家資格「法律コンサル士」。初の外国人合格)、国会議員政策担当秘書有資格者。現在は、立教大学アジア地域研究所特任研究員、韓国・檀国大学校日本研究所海外研究諮問委員も務める。