国際線「到着ロビー」3倍に拡大

国際線ターミナルビル1階到着ロビー「アクセスホール」のイメージ

 福岡空港を運営する福岡国際空港(福岡市)は10月24日、国際線ターミナルビル1階の到着ロビーをリニューアルし、バスターミナル機能を備えたアクセスホールを12月3日に供用開始すると発表した。到着ロビーの広さは従来の約3倍の約6300平方メートルに拡大。これまで屋外だった路線・高速バスの乗り場はアクセスホールに隣接し、出発まで屋内で待つことができる。併せて構内道路を整備し、安全性と利便性を向上させる。
 バスの乗車口にはホームドアが設置されるほか、デジタル表示や多言語による音声放送で運行情報をリアルタイムで提供する。アクセスホールの天井には福岡県産材を使用し、大川組子を施したベンチを設置するなど、福岡・日本らしさを演出。外貨両替や宅配、Wi-Fiレンタルなどのサービス施設や、コンビニ、カフェ、飲食店も開業する。2025年3月には増設滑走路が供用開始される予定。国際線ターミナルでは同月、新なた免税店やフードコートが開業するほか、保安検査場も拡張する計画。