HP内で「外部アイデア」募集

 西部ガスホールディングス(福岡市、加藤卓二社長)は10月18日、同社のホームページ内にオープンイノベーションプラットフォーム「TOMOSHIBI(トモシビ)」を開設したと発表した。同社グループが持つ資産・資源を生かした事業アイデアをスタートアップなどから募集し、新事業やサービスの創出を目指す。
 同社グループは、不動産や外食、老人ホーム、温浴施設の運営など多様な事業を展開している。「TOMOSHIBI」では、外部パートナーが持つ技術やアイデアを活用した「新規事業共創」と、グループ各社の課題やニーズを可視化して協業につなげる「既存事業の拡張」の二つをテーマに掲げる。インキュベーション事業などを手掛ける「taliki(タリキ)」(京都市)と昨年12月に締結した「社会課題解決型の新規事業共創に向けたパートナーシップ契約」の取り組みの一環で、事業拡大を加速する。