「誰でも企業年金」大光銀などと提携

筑邦銀行本店
筑邦銀行本店

 筑邦銀行(福岡県久留米市、鶴久博幸頭取)は7月8日、同行が運営する中小・零細向けの企業型確定拠出年金(DC)「誰でもDCプラン」で、新潟県が地盤の大光銀行(新潟県長岡市)、信販大手のオリエントコーポレーション(東京)と提携すると発表した。同サービスを取り扱うのは計8事業者となる。
 同行は、資本業務提携するSBIホールディングスの子会社と「誰でもDCプラン」を設計し、2021年に提供を開始した。従業員1人から加入が可能で、福岡ひびき信用金庫(北九州市)、肥後銀行(熊本市)などの金融機関や企業が取り扱っている。同行が主導して設立した一般社団法人「DC推進機構」が5月に東京オフィスを開設。連携する金融機関や企業を拡大し、首都圏を中心に「誰でもDCプラン」の全国展開を目指している。