1月から「クラサスドーム」に
2024年11月11日
レゾナックドーム大分
大手化学メーカーのレゾナック・ホールディングス(HD、東京)は11月5日、大分スポーツ公園(大分市)にある総合競技場の愛称「レゾナックドーム大分」を2025年1月から「クラサスドーム大分」に変更すると発表した。大分コンビナート(同市)の石油化学事業を1月に「クラサスケミカル」として分社化するため。現在のネーミングライツ(命名権)契約は25年2月末までだが、クラサスケミカルが権利を引き継ぎ、30年2月末まで5年間延長する。命名権料は年間5500万円(税込み)。
レゾナックHDの前身の昭和電工が19年に同公園の施設に関するネーミングライツを取得。23年の社名変更に伴い、現在は同公園内の各施設に「レゾナック」の愛称が付いている。レゾナックドーム大分は、サッカーJ2・大分トリニータのホームスタジアム。ネーミングライツの対象施設はほかに、テニスコート、サブ競技場、サッカー・ラグビー場、野球場、投てき場、大分県立武道スポーツセンター。愛称は全て「クラサス」に変更する。新社名を施設名とし、今後も地域社会に貢献したいとしている。