アマゾンと「ネットスーパー」

マルキョウの店舗
マルキョウの店舗

 九州や山口県でスーパーを展開するリテールパートナーズ(山口県防府市)は5月21日、傘下のマルキョウ(福岡県大野城市)がインターネット通販大手「アマゾン」と協業し、ネットスーパー事業を年内にも開始すると発表した。福岡市と周辺の一部エリアが対象で、注文から最短2時間で配送される。アマゾンは関東や関西、北海道などで同様の事業を展開しているが、九州では初めてとなる。
 アマゾンのサイト上にマルキョウのネットスーパーを開設し、店舗で取り扱う生鮮食品や総菜、飲料、冷凍食品、日用品などをアマゾンの配送網で届ける。配達料などは今後詰める。リテールパートナーズは丸久(山口県防府市)とマルミヤストア(大分県佐伯市)、マルキョウの3社を傘下に置き、店舗数は計274店舗。アマゾンとの協業により、ネットスーパー事業の拡大を図る。