レジ袋に使える「指定ごみ袋」

 福岡市は11月25日、市内のコンビニやスーパー、ドラッグストアなど930店舗で、レジ袋の代わりに使える小型の市指定ごみ袋「ふくレジ」を29日から販売すると発表した。マイバッグを忘れた際などに購入すれば、ごみ出しにそのまま使用できる。レジ袋の有料化でマイバッグの普及が進む一方で、市内では年間約2600トンのレジ袋が処分されているという。通常のレジ袋から指定袋に切り替えることで、プラスチックごみの削減につなげる。
 ふくレジは、10リットルサイズ(税込み1枚10円)と15リットルサイズ(同15円)。市在住のイラストレーター 、イフクカズヒコ氏による環境をテーマにしたデザインを採用した。2024年度に300万枚販売する予定で、レジ袋約30トンと約100トンの二酸化炭素(CO2)削減効果を見込んでいる。また、22年度から販売しているバイオマスプラチック配合の指定ごみ袋(45リットル、税込み10枚入り450円)のデザインも、市在住の絵本作家、村上信理氏のデザインを施して一新する。