開業半年の「来場者」250万人
2025年04月15日
長崎スタジアムシティ

長崎市中心部の複合施設「長崎スタジアムシティ」が4月14日、開業から半年を迎えた。来場者数(7日時点)は約250万人で想定どおりとしている。同施設は、サッカー場(約2万席)やアリーナ(約6000席)、ホテル、商業施設、オフィス棟で構成。通販大手のジャパネットホールディングス(HD、長崎県佐世保市)が1000億円をかけて建設した。
サッカーJ2のV・ファーレン長崎の今季のホーム戦の動員数は約1万5000 人(4試合平均)で、昨季の同時期に比べ2倍以上に増えた。アリーナはプロバスケットボールB1・長崎ヴェルカの本拠地で、ホーム戦のチケットは完売続きという。施設全体の来場者数は、試合が多い週末は2万〜3万人、平日は9000人。同施設はJR長崎駅から徒歩10分の場所に立地し、にぎわい創出の新たな拠点となっている。今後は、平日の集客の底上げのほか、集客効果を市内の繁華街に波及できるかが課題となる。