スタートアップ支援で連携協定

みずほ銀行の倉下清貴・常務執行役員(右)と福岡市の高島宗一郎市長(左)

 福岡市は7月2日、みずほ銀行(東京、加藤勝彦頭取)とスタートアップ(新興企業)支援に関する連携協定を結んだ。国内外に幅広いネットワークを持つメガバンクの強みを生かし、事業拡大や他企業との協業などスタートアップの成長を支援する。
 福岡市は2017年、旧大名小校舎を改修した創業支援施設「フクオカ グロース ネクスト(FGN)」を開業するなど、スタートアップの成長を支援してきた。みずほ銀は19年7月、福岡支店にスタートアップ支援の専門チームを新設。20年春から行員1人をFGNに常駐させ、資金調達などの相談に応じている。今回の協定締結により、さらなる連携強化を図る。