米国で「すし」中心の新業態店

ロイヤルホールディングス本社

 外食大手のロイヤルホールディングス(HD、福岡市、阿部正孝社長)は5月7日、すしチェーンの銚子丸(千葉市)、双日(東京)と合弁会社を設立し、米国で「すし店」を展開すると発表した。ロイヤルHDと銚子丸が持つ外食店の運営ノウハウと双日の事業開発力を生かす。
 合弁会社はカリフォルニア州に今年3月に設立。資本金は600万ドルで、出資比率はロイヤルHDが34%、銚子丸と双日がそれぞれ33%。米国では健康志向の高まりで日本食への需要が高まる中、すしのローカル化やカジュアル化が進んでいる。3社が持つ強みを生かし、すしを中心とする新業態店で米国の外食市場を開拓する。