北九州の「閉店スーパー」4店取得

北九州市門司区の「スーパーとみやま」店舗

 イオン九州(福岡市、中川伊正社長)は9月30日、ニューヨーク・エボリューション(北九州市)が北九州市内で運営していたスーパー4店舗の跡地を取得したと発表した。4店は9月下旬に閉店。跡地は調剤薬局を併設したドラッグストアと食品スーパーの融合店「ウエルシアプラス」に転換し、来春に向けて順次オープンする予定。
 取得したのは、門司区と小倉南区にあった「スーパーとみやま」と「ニューヨークストア」の店舗跡。ウエルシアプラスは、イオン九州とウエルシアホールディングス(東京)の合弁により2022年に設立されたイオンウエルシア九州(福岡市)が運営。現在、福岡・佐賀・熊本の3県で6店舗を展開している。イオン九州は、今期発表した中期経営計画における重点出店戦略の中で、26年までに福岡県内で50店舗の出店を計画。ウエルシアプラスの空白・重点エリアである小倉南区・門司区への同時出店で店舗網を拡大する。