「九州IPO挑戦隊」5社が入会

「九州IPO挑戦隊」入会式
「九州IPO挑戦隊」入会式

 福岡証券取引所(福岡市、長宣也理事長)は5月20日、新規株式公開(IPO)を目指す企業の支援プログラム「九州IPO挑戦隊」の入会式を開いた。16期にあたる2024年は兵庫県を含む4県の5社が入会した。同挑戦隊は福証や福岡県ベンチャービジネス支援協議会などが主催。上場を目指す企業の経営体制整備や、事業計画作りを支援する。
 入会したのは、不動産業のオーナーズスタイル福岡(福岡市)▽情報通信の関西ブロードバンド(神戸市)▽畜産向けシステム開発のファーマーズサポート(鹿児島市)▽工務店のBEAR HOUSE(ベアハウス、熊本市)▽タイヤ関連品メーカーのROCKY—ICHIMARU(ロッキーイチマル、福岡県筑後市)の5社。福証が24年度中に開設する新市場「福岡プロマーケット(FPM)」への上場を目指す企業もみられた。同挑戦隊は09年に発足。23年までに73社が入会し、5社が福証などに上場した。