「NCBホール」26年夏に開業

「NCBホール」イメージ

 西日本シティ銀行(福岡市)は3月28日、JR博多駅前に建設中の新本店ビルの地下2階に設ける多機能ホールの概要を発表した。名称は「NCBホール」。JR九州や福岡市地下鉄・七隈線の「博多駅」に直結しており、コンサートやセミナーなどの利用を想定。運営やイベントの企画などを担う一般財団法人を4月に設立する。新本店ビル開業と同時期の2026年夏のオープンを目指す。
 NCBホール(約400人収容)の面積は約400平方メートル。壁面に九州産木材を多用して音響性能を高めるほか、内装は落ち着いた赤茶色を基調とする。移動式ステージの平土間を採用し、クラシックコンサートなど伝統芸能などの公演、セミナーや展示会、試験会場など多様なニーズに対応する。同行関連財団による自主公演プログラムや、ホールの利用方法などは後日発表する。